ガムテープや両面テープをハサミで切るとテープの粘着剤がハサミに付着して取れなくなります。

そんな時にどうしたら良いかご存知ですか?

本日はベタベタして使いにくくなったハサミをよみがえらせる方法についてお話ししますね。

あなたの参考になれば幸いです。

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ハサミでガムテープを切りベタベタになった時はどうしたらいいの?

ズバリ結論から申し上げます。

それは潤滑油を吹き付けてティッシュペーパーで拭き取れば良いんです!

時間にして10秒です。

潤滑油とは、金属製品の接触面に塗り動きを良くする油です。

テレビのコマーシャルで有名なのは、KURE 556 ですね。

ドアの蝶番(ちょうつがい)にキーキー音がするときシュッと一吹きするだけで音が消えるアレです。

自転車のチェーンに使っている方も多いのではないでしようか!

知恵袋なとを見ると、セロテープでペタペタすれば取れるとか、消しゴムが良いとか、度数の高いアルコールが良いとか、実に様々な知恵が紹介されています。

ところが肝心の潤滑油のことを書いている人がほとんどいませんねえ~!

「え~!なんで?潤滑油が一番簡単なのに~!」って、私は感じているんです。

私の長年の経験から言っても、潤滑油が一番簡単です。

しかも相手はハサミですから、金属製品です。

金属製品に油を差すと動きが良くなるのは皆さんよく知っていますよね。

だから潤滑油を使えば、ガムテープの粘着剤も取れて、さらにハサミの動きまで良くなってしまうんですよ。

一応、私も職人の端くれですから、下記の方法もそれぞれ試してみました。

①消しゴム

②ガムテープ

③ブランデー

④日焼け止め剤

⑤除光液

⑥シール剥がし剤

効果の弱いものから大体こんな順番になります。

除光液とシール剥がし剤はどちらも強力です。

でも潤滑油に勝るものはありませんね~!

KURE 556 ならハサミにシュッと吹き掛けて、ティッシュペーパーでサッと一拭きです。

と、ここまで書いてきて、この意見には個人的な嗜好性(しこうせい)が含まれていることに気付きました。

つまり、私の「えこひいき」です。

よって、私の個人的な思い入れを修正すると以下のようになります。

両面テープやガムテープを切ってハサミにベトベトが付いてしまったら、潤滑油、シール剥がし剤、除光液、日焼け止め剤などを塗って拭き取るときれいになります。

・潤滑油

・シール剥がし剤

・除光液

・日焼け止め剤

どれを選ぶかはあなたの好みで大丈夫です。

あなたの最も手に入りやすいものを使って下さいね。

上の4つの中から選べば、どれでも大丈夫なんです。

男性なら日曜大工をする方が多いので、KURE 556 を持っている方が多いでしょう。

女性ならネイルアートやお化粧で除光液を使っている方が多いでしょう。

要はあなたの身近にあるもので十分なんですよ。

ハサミのベタベタを取るために、一番落ちると言われているものを探し求めてわざわざ購入する必要はありませんよ。

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ハサミでガムテープを切りベタベタになった時はこうやってはがす!

では具体的に見て行きましょう。

私はKURE  556 が身近にあるので、これを使って説明しますね。

こちらが、両面テープを切って粘着剤の付いてしまったハサミです。

こうなるとホント使えませんよね。

この状態のハサミで両面テープを切ろうとすればこんなことになってしまいます。

だからハサミの刃の部分に粘着剤が付着しているときには、これを取り除かなければなりません。

粘着剤の付着したハサミの両面にKURE 556 をサッと一吹きします。

この状態で10秒数えます。

そして10秒経ったら、ティッシュペーパーで拭き取ります。

ハサミも刃物ですから、ティッシュペーパーで拭き取る時に指を切らないようにしてくださいね!

残念ながら粘着剤のカスが残ってしまいました。

もう一度やり直します。

556を吹き付けて、拭き取ります。

今度はキレイになりました!

ねっ、簡単でしょ!

もしも、両面テープの粘着剤が付いたまま長期間保管していて粘着剤が固くなっていたら、定規などでゴシゴシやってください。

他の除光液やシール剥(は)がし剤でも同じような作業手順になります。

他のハサミでもやってみましょう。

このハサミもノリが付いていますね。

これに潤滑剤を吹き付けます。

ティッシュで拭き取ります。

粘着剤がきれいに取れたら完成です。

【 試し切り 】

この状態で試し切りをしてみます。

5回は難なく切ることが出来ました。

ハサミには少しだけ粘着剤が付いています。

もう一つのハサミも同じように試し切りしてみます。

先端に粘着剤が少し付いていますが、刃の中央はきれいなもんです。

完成です。

ハサミでガムテープを切りベタベタになった時、このアイテムは結構大変!

知恵袋などで紹介されている物のうち、下記の三つは結構大変です。

・消しゴム

・ガムテープ

・ブランデー

【 消しゴム 】

砂消しゴムではなくて、柔らかいプラスチック消しゴムで消えるんです。

しかし私もやってみましたが、上手く出来ませんでした。

やり方が悪いのかなぁ!

【 ガムテープ 】

これは類は友を呼ぶ作戦です。

ハサミに付いたものはガムテープや両面テープの粘着剤ですから、同じものでくっつけたり引っ張ったりすると、だんだんガムテープの方に全て集まるんです。

もちろん、ガムテープの粘着力が強力だからです。

昔、古いガムテープでペタペタやっていた時のことです。

ハサミに付着した粘着剤の方が強くて、ガムテープの粘着剤の方が剥(は)がれて、どんどんハサミに集まって来たことがありました。

ガムテープが劣化していたんだと思います。

【 ブランデー 】

ブランデーは大変なだけで、本当に効果があるのかと思っちゃいました。

でも香りがいいですもんね。

ちょっと舐(な)めながら作業することも出来るのがブランデーのメリットかな!

全然出来ないわけではありませんので、これらのもので粘着剤を剥がすときには、努力と忍耐と根性で取り組んで下さいね。

使用する道具類

今回使用したものです。

まとめ

本日はベタベタして使いにくくなったハサミをよみがえらせる方法についてお話しました。

ポイントはあなたの身近にあるもので、でしたね。

参考にしてください。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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