パワハラで苦しんでいる方、お辛いですね。

でも負けないでください。

必ず解決の道があります。

私は会社の中間管理職の立場で部下からパワハラの相談を受け、会社と交渉してきました。

なのでパワハラを受けた時、またはパワハラの相談を受けた時にどのように行動すれば良いのかがだんだん分かってきました。

本日は、パワハラに直面した時にどうすれば良いのか、誰に相談したらよいのかについてお話しします。

あなたの参考になれば幸いです。

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パワハラは誰に相談するのが良いの?どこに訴える?上層部?窓口?

結論からお話しします。

①我慢すること

②話を聞いてもらうこと

③転職すること

これが私の経験から導き出した結論です。

「え~っ!何にも解決していないじゃない!泣き寝入りしろってこと?」

あなたがおっしゃりたい事はよくわかります。

でもこれが現実なんです。

自分がパワハラを受けていると感じた時にどうしたらよいのでしょうか?

または部下や同僚からパワハラの相談を受けた時に一体誰にそのことを相談したらよいのでしょうか?

まずは我慢すること。

しかしこの記事にたどり着いた方は、すでに我慢の限界を越えている方だと思うので、その前提でお話ししますね。

次にすることは会社の中枢からなるべく遠い人に相談することです。

上司?

相談窓口?

会社の上層部?

これらは全てダメです。

本日のテーマは「パワハラの相談を誰にするべきか?」ですが、絶対に会社の主流にいる人に相談してはなりません。

【 上司 】

まず上司ですが、あなたの信頼している上司がいたら相談してみてください。

あなたが信頼している方なら、話だけは聞いてくれるはずです。

ただし、会社から可愛がられている上司は避けたほうが良いです。

だいたい会社から可愛がられているような上司は、会社の権威を、後ろ楯にして会社からの理不尽な要求を部下に押し付けてくるので、信頼されない上司であるるとが多いんですが。

だからあなたが信頼している上司ならば、その方は会社に対してある程度距離を置いている可能性が高いので、話だけでも聞いて欲しいと思ったら、相談してみてください。

その上司も「あいつ、ホントひどいやつだよなあ!」と、あなたに同情してくれる可能性が大です。

しかし、その上司もそれ以上のことは出来ません。

パワハラは会社にとっては「あってはならないこと」たからです。

パワハラを告発することは、その上司にとっても職を失う可能性があるんです。

よっぽどなことがない限り、その上司が行動を起こし、解決に導いてくれることはありません。

間違っても、会社に可愛がられている上司には絶対に相談してはなりません。

何故ならば、そのような上司は会社に反旗をひるがえすようなことが出来ないからです。

と言うか、そもそもそのような上司にパワハラを相談しても理解してもらえません。

「あなたにも問題があるのでは?」と逆に説教されておしまいです。

そしてそのような相談のあったことは「ここだけの話にしておく」と言いながら、きっちりと会社に報告があがっているものです。

【 相談窓口 】

少し大きな会社になるとパワハラ相談窓口というものが設置されています。

ここもダメです。

パワハラ相談窓口というのは、社員のための窓口ではなくて、会社のための窓口なんです。

あなたの会社のパワハラ窓口の担当者はどんな方ですか?

反骨精神むき出しに社長や専務に歯向かうことで有名な人ですか?

そうではありませんよね。

大体がおとなしい感じの人が担当者になります。

つまり、パワハラ相談窓口とは、表向き社員ための窓口ですが、実際は会社が何か問題のあった時に逃げ口として準備しているところなんです。

ウチの会社がそうでした。

パワハラの相談があった時に、これを会社としてどう処理するかを検討するには間違いないんですが、パワハラをした社員を辞めさせるのではなくて、パワハラを受けた社員を辞めさせるのです。

これが会社にとっての解決策なんです。

なぜならば、「パワハラはあってはならないこと」だからです。

しかしこれも会社としてはある面仕方のないことなんです。

パワハラ相談窓口の任務が「社内のパワハラ問題を解決すること」であって、人事権がありません。

そうなると、どうしても無かったことにしたくなるんです。

「それはおかしい!」と憤慨されるかも知れませんが、そう言うものなのです。

私は「会社を発展させられる人は会社を滅ぼす力をも持ち合わせている!」と常々感じています。

ところが、そんな危険な香りの漂っているような社員をパワハラ相談窓口の担当にすることはありません。

結果、会社の意向に従順な人畜無害な社員が担当者になってしまうのです。

逆の見方をすれば、パワハラ相談窓口に反骨精神むき出しの社員を配置していたら、その会社は普通とはちょっと異なっています。

もしかしたら、あなたのパワハラ相談を解決してくれるかも知れませんよ!

【 会社の上層部 】

会社の上層部にも、もしかしたら会社を変革させる力持っている人がいるかも知れません。

しかし、普通の会社では会社の上層部で、パワハラ問題を解決することの出来る人はいません。

残念ながらあなたの会社にパワハラ問題を解決出来る方はいないんです。

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パワハラは誰に相談するのが良いの?どこに訴える?上層部?窓口?

では、パワハラを受けたときに私たちは一体どうすれば良いのでしょうか?

私たちがとるべき行動は次の三つです。

・我慢する

・会社を辞める

・訴訟を起こす

【 我慢する 】

我慢出来るなら、それが一番良いです。

信頼出来る上司に話を聞いてもらえるだけで、精神的にはとても楽になりますもんね。

世の中には実にいろんな人がいます。

「こんな人もいるんだなあ!」

「私はこんな人間にはならないぞ!」

このように捉えられるなら、あなたはまだ大丈夫です。

そのうちに、状況が変わるもしれないので、我慢できるならば、我慢してみてくださいね。

【 会社を辞める 】

もしも我慢出来なかったら、会社を辞めましょう。

「今のところ辞めたら生活していけない!」

「他に行ってもまた一から覚えなきゃならない!」

なるほど、現状を維持しようとしたらそうなりますよね。

しかし、よく考えてみてください。

あなたは今の会社にしがみつく必要がありますか?

確かに給料は下がるかも知れませんが、今の苦しい状況で我慢出来ないのなら外に出るべきです。

パワハラだらけの会社もある一方で、従業員満足度2年連続ナンバーワンなんていう会社もあるんです。

「逃げること」つまり、「会社を辞めること」も時には必要なんです。

慶應義塾を興した福沢諭吉がこう言っています。

「今の所にいるなら、文句を言わぬが良い。文句を言いたいのなら出るのが良い。」

福沢諭吉も武士の古い身分制度に嫌気がさして、闘うことを選ばず、逃げることを選んだんです。

それは福沢諭吉が武士の身分制度をくつがえすことは、今の自分の力では出来ないと判断したからなんです。

あなたも、自分の力を冷静に判断して我慢するか、闘うか、逃げるかの決断をしてくださいね。

【 訴訟を起こす 】

「私は勝てる!」と判断したら、覚悟を決めて突っ走らなければなりません。

中途半端が一番ダメです。

パワハラと本気で闘う為には、「相談窓口に取りあえず相談してから・・・」なんてことしてはいけません。

会社はあなたを全力で無きものにしようと向かって来ますから、あなたも訴訟を起こす覚悟が必要です。

弁護士を雇って、準備をして、いきなり会社に対して民事訴訟を起こすつもりで臨まないと難しいです。

パワハラはどうしたら良いの?

これまでパワハラ問題を会社の主流にいる人間に相談してもダメだとお話ししてきました。

相談での解決は難しいです。

だから一番良いのはあなたが会社を辞めることです。

日本にはこんなにたくさんの会社があるんですから、あなたが安心して働ける会社もたくさんあります。

そのためには準備が必要ですね。

あなたは何が出来るのか?

何も出来ないのなら、勉強しなければなりませんよ。

もしかしたら、これからあなたが進もうとしている道があなたな天職かも知れないんです。

「自分には何も能力がない!」と諦めないでください。

あなたにも必ず出来ることがあります。

諦めずに、自分を信じて新しい世界に飛び出して見ましょう。

まとめ

本日はパワハラの相談を誰にしたら良いかと言うことについてお話ししてきました。

結論は、「誰に相談しても解決しない!」と言うことです。

それよりもあなたが変わることが何倍も賢いです。

参考にしてください。

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