新幹線や飛行機、船、バスなどを使って大阪から鹿児島まで格安で行く方法をお探しですね♪
鹿児島出身で大阪在住なので毎年家族で鹿児島へ帰省しています。
そんな私が、大阪から鹿児島へ行く時の安くて便利な方法についてお話ししますね。
全てのルートを体験済みです。
安さだけでなくて使い勝手もお伝えします。
家族と一緒に鹿児島へ行きたいと考えているあなたの参考になれば幸いです。
新幹線や飛行機、船、バスで大阪から鹿児島まで格安で行くには?
ウチは8人家族です。
妻の実家に入っています。
そう「マスオさん」状態です。
子供が4人に妻の両親の合計8人です。
そして私の実家が鹿児島なもんで、毎年夏休みに鹿児島に帰省しています。
大阪で所帯を持ったのが2000年で子供が2年おきに生まれました。
今では高1のお姉ちゃんを筆頭に中1、小5、小3の男共3人が自己主張訓練期真っ最中です。
なので夏の帰省も毎回6人の大移動となります。
過去2回ほど義父母も一緒に帰省しました。
その時は8人の大移動でした。
毎回交通費だけで私の一か月分の給料が飛んで行きます。
なので「どうしたら安く帰れるか?」が我が家の帰省時の最大のテーマでした。
あの手この手を駆使した結果、子供の成長と共に少しずつ移動手段が変化して行きました。
また以前はあった交通手段で、今はもうないと言うものがありますし、新たに出てきたものもあります。
今後も少しずつ変化していくと思われるので、その辺りに気をつけながら読み進めてくださいね。
大阪から鹿児島まで移動するのに最も安いものから順番に挙げていくと下記の通りです。
料金はイメージがつかめるように大まかな金額で表示しています。
①格安航空券LCC 大人 4,900~16,000円、子供同額
②さんふらわあ(船) 大人 10,000円、子供 5,000円
③飛行機のバーゲンチケット 大人 7,000円、子供同額
④深夜高速バス 大人 12,000円、子供 6,000円
⑤新幹線スーパー早特切符 大人14,400円、子供 7,200円
⑥航空券旅割 大人 11,000~16,000円、子供同額
⑦新幹線みずほ普通車指定席 大人22,200円、子供11,100円
⑧航空券普通 大人32,500円、子供16,250円
【 格安航空券LCC 】
ピーチ航空でおなじみの格安航空券です。
おそらく最も安く乗ろうと思えばこれがお勧めなんですが、3年前まではスマホがなくて予約しようにも出来ませんでした。
当時ガラケー(昔ながらの携帯電話)からは予約が出来なかったんです。
またお盆前後に帰ることがここ数年の状況なので、帰省の予定を立てて予約をする頃には遅過ぎて高い金額しか出てきません。
そのため、毎年探してはいますが、一度も利用したことがないんです。
また自宅が伊丹空港に近くて、わざわざ遠い関空まで行く気がしないというのも重い腰が上がらない理由の一つです。
【 さんふらわあ(船) 】
大阪南港から鹿児島県志布志港までの夜間船旅です。
夕方6時頃大阪を出航し、翌朝9時頃に志布志港に着きます。
過去18年間に2往復利用しました。
まだ子供がみんな保育園生のころ、10月と11月に利用しました。
大部屋にウチの家族以外には3組の家族しかいなくて、大部屋をほぼ独占状態で利用できました。
部屋はゆったりでしたが、悪天候で船が揺れたので船酔いしてしまいました。
格安航空券LCCが出るまではこれが一番安かったんです。
ただし、台風などの影響を最も受けやすいので、帰省の予定が立てにくく使わなくなりました。
でも今年(2018年)新造船のさんふらわあが就航したとのニュースが飛び込んできたので、帰省以外の旅行で一度新しい船に乗ってみたいです。
【 飛行機のバーゲンチケット 】
以前、JALやANAにバーゲンチケットと言って7,000円と言う破格の料金で大阪伊丹空港から鹿児島空港まで行けました。
しかし、最近はほとんどこの企画がありません。
10年くらい前はそれでも一生懸命探しましたが、最近では探してもないことが多いのでもう探さなくなりました。
【 深夜高速バス 】
以前は大阪の阪急三番街から阪急の高速バスが出ていました。
しかしこれは2012年に運行が廃止されました。
他にも地下鉄東梅田駅を地上に上がったところに近鉄バスの乗り場があり、ここから鹿児島行きの深夜高速バスが出ていました。
しかし残念なことにこちらも2016年の9月をもって運行が終了となりました。
3列シートのゆったりした座席だったので子供がある程度大きくなってから何度も利用しました。
料金も大人12,000円、子供6,000円で往復割引もありました。
高速バスは台風の影響を最も受けにくい交通機関で、夏の帰省にとても重宝していたんですが、相次ぐ運休・廃止で本当に残念でなりません。
私たちが高速バスを使わなくなったのは、路線が廃止されたからなんです。
今は宮崎や大分の路線も含めて関西と九州を結ぶ全ての高速バス路線が廃止されています。
う~ん、残念ですな!
【 新幹線スーパー早特切符 】
深夜高速バスの廃止に伴い入れ替わるようにして利用を始めたのが新幹線早特切符です。
飛行機よりも台風に強いので帰省の計画が立てやすいんです。
子供もだいぶ大きくなったので、片道4時間の乗車も大丈夫です。
今は一番利用しやすい交通機関となっております。
【 航空券旅割 】
JALやANAにも安い航空券があります。
それが旅割です。
上手く行けば新幹線よりも安くなります。
新幹線スーパー早特切符に子供料金があるのに対して、旅割には子供料金の設定がありません。
また出発便によって価格が上下します。
早朝や深夜の便が安い傾向にあります。
【 新幹線みずほ普通車指定席 】
いつもは新幹線のスーパー早特切符で乗車していますが、台風など不測の事態の時には正規の料金で帰らなければならなくなります。
幸いなことに今まで一度もありませんが、一応正規の料金も知っておいた方がいいかなと思います。
【 航空券普通 】
こちらも何かの時のために正規料金を知っておきましょう。
新幹線と飛行機では正規料金に1万円の差があるんですね。
新幹線や飛行機、船、バスで大阪から鹿児島まで格安で行くにはこれがおすすめ!
本題です。
では一体大阪から鹿児島に帰省するのに格安で行くにはどれがおすすめでしょうか?
順位をつけると次のようになります。
③新幹線スーパー早特切符
②航空券スーパー旅割
①さんふらわあ(船)
あれ?
①→②→③の順番じゃなくて、③→②→①の順番になっているのはなぜ?
料金だけで見ていくと①のさんふらわあが一番安くて、次が②の航空券スーパー旅割で、最後が③の新幹線スーパー早特切符なんですが、使い勝手を加味すると順番が逆になるんです。
【 新幹線スーパー早特切符 】
新幹線の強みは悪天候に強いことです。
もっと台風に強いのは高速バスでしたが、高速バスは現在1本もないので、この三択の中では新幹線が一番強いです。
子供たちが小学校、中学校で吹奏楽部に入っていたのでコンクールがお盆前後でスケジュール調整が難しいんです。
私と妻の仕事の休みもギリギリの線で取っているので、台風で交通機関が止まって鹿児島に帰省できない、または大阪に戻って来れないというのが一番困ります。
そうすると多少高くてもよいから台風に一番強い新幹線が良いとなるんです。
台風が直撃すれば新幹線も止まりますが、飛行機や船よりもは低い確率です。
料金的にも飛行機とほとんど変りません。
いや、新幹線はスーパー早特切符にも子供料金が適用されるので、状況によっては飛行機よりも安いことがあります。
九州新幹線の終点は鹿児島中央駅です。
ここはまさに鹿児島市の中心部で、市内観光するにはとても便利な場所です。
新幹線の弱点はウロウロ出来ないこと。
ちょっとトイレに行くくらいなら大丈夫ですが、子供が何度もウロウロしてしまうと周囲の方に迷惑この上ないです。
それを注意してなだめるのに親が疲れ果ててしまうので、子供が小さいうちは選択肢にも上りませんでした。
新幹線を使うようになったのは子供たちが大きくなってからのここ4~5年の話なんですよ。
それまでは飛行機、船、深夜の高速バスでした。
【 航空券スーパー旅割 】
ウチが一番頭を悩ませたのは子供が長時間の移動に耐えられるかです。
だって子供ってじっとしていられないじゃないですか!
いつもウロウロしています。
だから子供が小さい時には、飛行機で帰ることが多かったんです。
「新幹線の座席にウチの子供が4時間もじっとしているなんて無理!」と思ったんですね。
そして「飛行機ならば多少愚図ってもせいぜい1時間だからなんとかなるか!」と考えたんです。
しかもウチらは運の良いことに、たまたま見つけたバーゲンチケットを取れたりして1人10,000~13,000円で往復出来ていました。
一番上の子が小学校に入るまでは、いつも10月とか11月に帰省していました。
そのころバーゲンチケットがよく発売されていたからです。
子供料金の設定はないので、3才以上が全員大人料金になってしまうのが難点です。
だから6人の帰省で15~6万円かかりました。
でもそのお陰で子供たちが愚図(ぐず)って困ったと言う思い出はないですね。
中には50人乗りの小さなプロペラ機に乗ったこともあり、むしろ楽しかった思い出がいっぱいです。
鹿児島空港から鹿児島市内までは空港リムジンバスで1時間です。
本数が多いので不便は感じません。
【 さんふらわあ(船) 】
船で帰ったのも同じ理由からでした。
だって船なら甲板や通路をウロウロできるじゃないですか。
赤ちゃんは夜泣きがありますから。
実際ウチが船で帰った時には次男が1才でした。
上の2人を妻が見て、次男は私がおんぶして甲板や通路をウロウロして愚図(ぐず)らないように気をつけていました。
そしたら隣で休んでいた天理教のお婆様に「あんた赤ちゃんをおぶって感心だねえ!」と褒(ほ)められました。
当時は周りのお客様の迷惑にならないようにと細心の注意を払って生活していましたね。
そう言えばファミレスにも一度も行ったことがありませんでした。
ファミレスや食堂に子供を連れて入るようになったのは一番下が保育園の年中組になってからです。
また運賃が普通料金でも10,000円という驚きの安さ!
そして子供料金は半額です。
幼稚園以下は無料なんですよ。
例えば子供が9才(小4)、7才(小2)、5才(年長)、3才(年少)の時に、飛行機でスーパー旅割が12,000円で取れたとしましょう。
片道13,000円×6人=78,000円ですから、往復156,000円かかります。
これが船なら幾らになると思いますか?
片道大人10,000円×2人=20,000円、片道子供5,000円×2人=10,000円、片道合計30,000円です。
往復でもナント60,000円です。
私たち家族がなぜ船で行こうと頑張ったか、これでその理由がわかるでしょ!
半額以下なんです。
飛行機で往復15万円が船だと6万円なんです。
安いですね~!
船の欠点は悪天候に弱いこと。
そして志布志港は鹿児島県の東の端で鹿児島市内まで遠いこと。
以前は志布志駅までタクシーで移動して、そこから高速の路線バスで行くしかなかったんです。
時間も2時間以上かかっていました。
今は志布志港から鹿児島市内まで高速の連絡バス「さんふらわあライナー」が運行しております。
2時間弱ですがかなり便利になりました。
そしてただ今キャンペーン中なんです。
さんふらわあで大阪から志布志港に乗船した方には、下船日に志布志港から鹿児島市内を結ぶ高速シャトルバス「さんふらわあライナー」無料乗車券をもらえるんです。
また復路志布志港から大阪へ帰るときも、鹿児島市内から志布志港までの「さんふらわあライナー」無料乗車券がもらえます。
事前予約制です。
このキャンペーンは2019年3月末日まで延長が決まっています。
まとめ
結論です。
・子供が小さい時には飛行機がおすすめ。
・子供が小学校に上がるようになったら新幹線がおすすめ。
・仕事や学校のスケジュールに余裕があれば船もおすすめ。
・高速バスはない。
大阪から鹿児島まで行くには、新幹線、飛行機、船で行くことが出来ます。
あなたの都合に合わせて利用してくださいね。
楽しい旅になることをお祈りしております。
最後まで読んでくださりありがとうございます。