こんにちは。
あなたは扇風機の掃除をしていますか?
私は毎年2~3回していますよ。
エアコンが苦手なので我が家では扇風機が大活躍しています。
それで掃除の回数も多いというわけです。
本日は扇風機の掃除の仕方を徹底解説しますね。
簡単な構造なんですが、分解しにくいところが2ヶ所あります。
その部分の分解清掃のコツも紹介しています。
あなたのお役に立てると幸いです。
扇風機の掃除の仕方は簡単!
扇風機の掃除の仕方は実はとても簡単なんですよ!
なぜならばカバーと羽根を外して水洗いするだけですから。
逆にシーズン中に一度も掃除をしないと、羽根やカバーにホコリがびっしり貼り付いてしまいます。
ホコリがたくさん付着すると空気の流れが悪くなり風量が減ってしまいます。
なので時々カバーを外して羽根を掃除をしてやるとパワーが蘇(よみがえ)ります。
扇風機を使用する部屋の状況にもよりますが、ウチは2週間に1回は分解清掃していますよ。
と言うのも、ウチは居間で布団を敷いて寝ているので、毎日布団の上げ下げをします。
そのためにホコリが多いようです。
扇風機の掃除は簡単に済ませたいものですね。
でもカバーを外さずに掃除すると、羽根がクルクル回転してしまうのでやりにくいです。
やはりカバーと羽根を外して掃除する方法をマスターしましょう。
慣れてきたら10分程度で出来るようになりますよ。
扇風機の分解の仕方は簡単!
扇風機の分解の仕方はとても簡単なんですが、少しコツの必要なところがあります。
それは下記の2点です。
・カバーを外す時
・羽根を外す時
この2ヶ所がなかなか外れなくて分解洗浄を諦(あきら)めてしまう方がいます。
もったいないですね~!
この部分はネジが「逆ネジ」になっているんです。
普通のネジは「右ネジ」と言って右に回して締め、左に回すと緩む構造になっています。
ところが「逆ネジ」は「左ネジ」とも言い、左に回して締め付け、右に回して緩めるようになっています。
このことを忘れてしまい、「ネジが回らない!」と悪戦苦闘している方のなんと多いことか!
ウチの父も羽根を止めているネジを壊してしまったことがあります。
キレイな部屋で使っている扇風機はほとんどホコリが付かないので、1シーズンに一度も掃除しない方が多いです。
ウチの子供部屋の扇風機がそうです。
掃除するのは秋になって倉庫に収納する時の1回だけです。
年に1回しか掃除しないと、この部分が「逆ネジ」だってことを忘れてしまうんですね。
本日はこの2箇所の外し方を重点的に説明して行きますので、写真を見ながらチャレンジしてくださいね。
扇風機の分解清掃の手順はこれ!
ウチの扇風機です。
SANYOのEF-30SM3という機種です。
分解洗浄の手順は下記の通りです。
1、カバーの手前側を外す(これが難しい)
2、羽根を外す(これも難しい)
3、カバーの奥側を外す
4、水洗いする
5、組み立てる
【 1、カバーの手前側を外す(これが難しい) 】
まずはカバーの外し方です。
これが意外と難しいんです。
このストッパーがなかなか外れないんです。
この透明のプラスチック部品は扇風機のカバーが運転中に外れないよう頑丈な作りになっています。
男の私の力でも簡単には外れません。
ここの部品が折れてしまうんじゃないかと思うくらいの強い力が必要なんです。
特に新品はそうです。
分解掃除を諦める方の多くがここで挫折します。
しかし、この部品は折れてしまっても別に構いません。
この部品がなくても安全に使えますよ。
なので「折れても構わない!」と思って「えいやっ!」と持ち上げてください。
ストッパーが外れましたね。
もし、どうしてもこの部分のストッパーが外れないときには下記の記事を参考にしてください。
扇風機カバーの外し方はこれ!ガードクリップ壊れたら?代用品は?
次にカバーを外します。
カバーは下の部分を持って手前に引きます。
上のロックさえ外れていれば、多少強引で構わないので手前に「ギュッ!」と引いてください。
このくらいすき間が開けば大丈夫です。
このすき間に指を入れてすき間を広げていきます。
親指は後ろ側のカバーを向こうに押して、他の指で手前のカバーを手前に押すと上手く行きます。
この動作を左右繰返してカバーのすき間を大きくしていきます。
外れました。
【 2、羽根を外す(これも難しい) 】
次に羽根を外します。
これが難しいのはネジの向きが普通と逆向きだからです。
普通のネジは「右ネジ」で右に回すと締まり、反対の左に回すと緩(ゆる)む構造です。
しかし、ほとんどの扇風機の羽根の固定ネジが「左ネジ」なんです。
つまり、左に回すと締まり、右に回すと緩むんです。
このネジを左に回そうとしてここの部品を壊してしまう方が20パーセントいます。
「ネジは左に回すと外れる!」と思い込んでしまい、左に強引に回してしまうんです。
もしも壊れたら家電量販店で部品発注してもらうか、ホームセンターで左ネジのボルトを購入すれば代用できます。
ウチも私の知らないうちに家人が壊してしまいました。
たまたま倉庫に眠っていた壊れた扇風機があったので、それから固定ネジだけを取り出して付けました。
でも何故か緩(ゆる)みやすいんですよね。
時々締め直しています。
固定ネジが外れたら羽根は引き抜くだけです。
【 3、カバーの奥側を外す 】
ここからは簡単です。
カバーの奥側もネジで固定されていますが、このネジは普通の右ネジです。
左に回して外してくださいね。
ネジが外れたらカバーは簡単に外れます。
カバーを外しました。
ここまで分解できれば100点です。
この内部に羽根を回すモーターが内臓されています。
モーター部分にもホコリが溜まりやすいところです。
モーター部分は3年に一回程度掃除してください。
モーターを覆っているカバーの外し方はこちらの記事が参考になります。
今回はモーター部分の掃除はしません。
これから外した羽根やカバーを洗う作業です。
【 4、水洗いする 】
ウチはお風呂用のスポンジで洗っています。
台所で使っている扇風機は油汚れが付いているので、水洗いだけでは落ちません。
マジックリンなどを使って洗ってください。
普通の部屋で使っている扇風機は油汚れがないので、水洗いだけでも十分きれいになります。
カバーの手前側の中央部分も外れます。
裏側からこの部分を押すだけです。
外れました。
ここまで分解して掃除すれば完璧ですね。
後は組み立てるだけです。
【 5、組み立てる 】
組み立ては逆の手順です。
前カバーの上部です。
前カバーの下部です。
矢印を上部にむけてはめます。
続いて奥側のカバーをはめます。
カバーをはめてネジを回すだけです。
続いて羽根をはめます。
羽根の溝を軸の突起に合わせます。
羽根をセットしたら固定ネジを締めます。
羽根の固定ネジは左ネジでしたね。
左に回して締(し)めます。
次に前カバーをはめます。
後ろカバーの上のところに二つの凹みがあります。
ここが頂点です。
ここに前カバーのてっぺんを合わせます。
指で前カバーと後ろカバーを合わせてはめていきます。
最後にストッパーを押し込みます。
これがどうしても入らないときはそのままでも構いません。
ウチの扇風機でもこのストッパーを折ってしまい、そのまま運転しているものがありますが、何の問題もありません。
「じゃあ、なんでこのストッパーは必要なの?」
う~ん、本当にそうですよね!?
例えこの部品が折れてしまっても大丈夫であることは、こちらの記事に書いています。
まとめ
本日は扇風機の分解清掃の方法についてお話ししました。
羽根やカバーをきれいに掃除すると、パワーがアップします。
難しいのは最初のストッパーと羽根を固定するネジでしたね。
参考にしてください。
その他、扇風機に関する修理や分解、活用法についてはこちらにまとめています。