こんにちは。

だんだん寒くなってきましたね。

そろそろ石油ファンヒーターを出さなきゃと思っていると、いつも考えるのが「昨年の灯油は使えるか?」ってことです。

古い灯油を使ったら機械が壊れると聞くし、捨てるのはもったいないしで、悩むところです。

本日は、「昨年の灯油を使えるか?」と言う問題について、具体例をあげながらお話します。

あなたの参考になれば幸いです。

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昨年の灯油は使えるの?

結論から申しますと、ほとんどの場合が問題なく使えます!

灯油自体が安定した物質なので、保管が適切であればそれほど変質はしません。

なので次のようなケースでは、そのまま使って何の問題もありません。

【 問題なく昨年の灯油を使えるケース 】

・今年の3月まで石油ファンヒーターを使っていたが、夏の間もずっと部屋の片隅においたままで夏を越えて、10月になったのでそのまま電源を入れて使おうとしている。

・今年の3月まで使っていたポリタンクに入った灯油。裏庭の直射日光の当たらないところにそのまま置いていたものを、10月になってまた使おうとしている。

私の家では冬場に使い切れなかった石油ファンヒーターの灯油は、機械に入れたまま、部屋に放置していることが多いです。

「梅雨の時期も寒い時があるからなあ~。」とそのまま。

倉庫があるので、倉庫に入れれば良いのですが、ついつい面倒くさくなってそのままにしてしまうんです。

そしてだんだん涼しくなると、「どうせもうすぐ使うんだし~。」で、結局部屋の中でシーズンを越えることがよくあります。

ポリタンクの灯油も台所の土間に放置したまま夏を越え、10月頃にそのまま使っています。

こんな生活を10年以上続けていますが、特に問題なく使えています。

【 昨年の灯油でも使えないケース 】

注意したほうが良いのは次のようなケースです。

・今年の3月まで石油ファンヒーターを使っていたが、捨てるつもりで夏の間は直射日光の当たるところにずっと放置していた。10月になって思い直して捨てずに使おうとしている。

・今年の3月まで使っていたポリタンクに入った灯油。夏の間直射日光の当たるベランダに放置してしまった。それを10月になって使おうとしている。

灯油が変質する条件として「直射日光」があります。

紫外線が灯油を変質させてしまうのです。

灯油用のポリタンクが青色や赤色などの不透明な色をしているのは、透明な容器に比べて紫外線を通しにくいからです。

【 正常な灯油とは 】

正常な灯油の状態を知っておくのが変質灯油を見分けるコツです。

正常な灯油は無色透明です。

それに対して変質した灯油は黄色になります。

またニオイにも変化があります。

普通の灯油を扱う時のニオイではなく、「目にしみる」ような臭気を発すると変質しています。

なので変なニオイがしたり、「どう見ても色が変だな!」と言う場合には使わないほうが良いです。

古い灯油の処分方法はこれ!

以前、倉庫から古い石油ファンヒーターを見つけ出し、使ったことがあります。

10年以上放置していたものですが、2階建てアパートの1階部分の倉庫内であり、直射日光のほとんど当たらない場所でした。

なんとなくニオイが変だったので、ポンプで灯油を抜き取り空のポリタンクに入れてガソリンスタンドに持って行きました。

事情を説明するとニオイをかいで下さり、「ちょっと変なニオイがしますね。捨てたほうがいいですよ。」とアドバイスをくださいました。

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そこのガソリンスタンドで古い灯油を処分してもらい、新しい灯油を買って帰りました。

古い灯油の処分先は、次の3箇所です。

・ガソリンスタンド

・産業廃棄物処理業者

・自動車整備工場

【 ガソリンスタンド 】

ガソリンスタンドが一番便利です。

特にいつも灯油を買っているお店なら、ついでの時にでも「古い灯油の回収やってますか?」と問い合わせてみてください。

基本的には有料なんですが、ガソリンスタンドによっては、新規購入なら回収も無料とか、様々です。

普段の生活リズムに一番近い形なので、これが最も便利です。

【 産業廃棄物処理業者 】

次に確実なのが自治体指定の産業廃棄物処理業者に依頼することです。

市役所に電話すれば登録業者を紹介してくれます。

ポリタンクで複数個など大量に処分する必要がある場合は、産業廃棄物処理業者がいいですね。

自治体そのものが灯油の回収を行なっていれば、その方法を教えてもらえます。

先ずは市役所に「古い灯油を処分したいんですが・・・」と電話してみましょう。

【 自動車整備工場 】

番外編は自動車整備工場です。

自動車整備工場によっては、出来るところと出来ないところがあるので、一度電話で問い合わせてみてください。

しかし、こちらは本来の仕事ではないので、あくまでも工場の好意であることを念頭においてくださいね。

灯油は使い切るのが最も賢い

このように、いろいろ面倒なのが古い灯油の処分です。

なので一番賢いのがシーズンで使い切ると言う選択肢です。

ウチも「梅雨のときも寒いから」とか言う理由で長々と石油ファンヒーターを出しっぱなしにしていますが、「寒くなったら重ね着する」で、乗り越えられるはずなんですね。

なので頃合を見計らって、「今シーズンは、このタンクでおしまい!」と決めておいて、灯油は全部使い切るようにしましょう。

古い灯油がどうのこうのという心配を一切しなくてすむのでこれが一番賢明です。

とは言ってみたものの、なかなかそう出来ないんですよ、これが・・・!

今シーズンもそのままにしておいて、秋口に「この灯油どうしよう・・・?」と悩むのが目に見えています。

まっいいか!

まとめ

本日は「昨年の灯油は使えるか?」についてお話ししてきました。

結論は「使える」でしたね。

そして処分するならガソリンスタンドが一番便利でした。

しかし、「そもそも灯油を持ち越さない」というのが一番賢い方法なので、来シーズンからは天気と相談しながら調整してくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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