こんにちは。
妻の誕生日にデコレーションケーキを作りました。
ザッハトルテのようなデコレーションがしたくて、三男と一緒に挑戦。
しかし、チョコレートに生クリームを入れてコンロで温めていたら油が分離してしまいました。
本日は油が分離してしまった原因とその後どうしたかについてお話しします。
チョコレートと生クリームを混ぜて油が分離してしまったあなたの参考になれば幸いです。
チョコレートに生クリームを入れて温めると分離してしまった。
11月は妻の誕生日です。
バースディケーキを手作りしたいと思い、夜勤明けの仕事帰りにスーパーに立ち寄り材料を買いました。
【 材料の買い物 】
以前スポンジを焼くのに失敗しているので、今回スポンジは既製品です。
パンコーナーでスポンジを2個ゲット。
他には板チョコ4枚(75g×4)、生クリーム1個、ラ・フランス(西洋梨)2個を買いました。
スーパーに行ったら、ラ・フランスが置いてあり、妻が大好きなのを思い出したんです。
【 スポンジの準備 】
お昼ごはんを食べてから、すぐに取りかかります。
先ずはスポンジを取り出します。
周囲に付いている紙をはがします。
市販品は楽ですね。
【 シロップ作り 】
シロップはブランデーに、はちみつを加えたものを沸騰させてアルコールを飛ばしました。
ちょっと甘すぎたので、お湯を少し足します。
これをスポンジに適当に塗ります。
【 ラ・フランスを切る 】
ラ・フランスは薄く切ってケーキに並べます。
【 問題のチョコレートクリーム作り 】
ここが問題のチョコレートクリーム作りです。
レシピを見ながら、チョコレートクリームを作りました。
ここから三男がケーキ作りに参加。
一緒に作ることに。
お鍋に生クリームを入れて、沸騰する直前まで温めてもらいました。
それからチョコレートを投入。
「火つけていいの?」と聞くので、「いいよ!」と返答。
これが失敗の原因でした。
しばらくすると「お父さん、油が浮いてきた!」と三男が言うではありませんか・・・。
見ると確かに、チョコの上に透明の油がたくさん浮いています。
「しまった!分離してる!」
チョコレートに生クリームを入れて温めるとなぜ分離したのか?
もう元には戻れません。
原因はチョコと生クリームを入れたお鍋を沸騰させてしまったことでした。
チョコレートは50度が最適な温度です。
チョコレートは生クリームとの温度差でも分離してしまう程、とてもデリケートな食材なんです。
そんなことも知らずにケーキ作りしていましたよ。
いつもならここで嫌になって全てを放棄するところですが、この日は諦めなかった。
三男があきらめない姿勢だったので、それに影響を受けました。
「ね~、これどうしたらいいの?」
ヤツの姿勢は「何か方法があるんでしょ!早く教えてよ!」なんです。
だからすぐにネットで調べました。
色々なリカバリー方法を読みましたが、「よし油を捨てよう!」と決意しました。
それが一番簡単そうに思えたからです。
分離したチョコレートクリームを私はこうして使った!
まずは、お鍋を静かに傾けて上澄み油を捨てます。
完全には捨てられなかったので、少し油の残った状態で混ぜてみました。
すると混ざりました。
「おおっ!混ざる!混ざる!」
これで何とか使えそうです。
【 デコレーション 】
でもだいぶ硬いチョコレートになりました。
これを熱いうちにケーキの上から流しザッハトルテ風のケーキにデコレーションしたかったんです。
ところが硬かったので流れることはなく、「ドボッ!」とケーキの上に乗ってしまいました。
それをヘラで伸ばすような感じでコーティングしていきました。
二つあるうちの一個は側面にチョコレートがありません。
チョコレートが足りなくなったんです。
最後に紙をハート型に切って、粉砂糖を振り掛けます。
これで完成!
だいぶヘンテコリンなザッハトルテが出来ましたが、なんとか完成です!
最後に
その日の夕食後、みんなでお母さんの誕生日をお祝いしました。
もちろん、失敗したこと、それを三男が諦めなかったので、完成できたことをお話ししました。
お母さん(妻)も「ありがとう!大変だったね!」と喜んでくれたのでとても嬉しかったです。
次は失敗しないように頑張るぞ!
チョコレートと生クリームを混ぜて油が分離してしまったあなたの参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
手作りチョコレートの基本は下記各社ホームページをご覧になってください。