こんにちは。
今から4年前のこと大阪から深夜の高速バスに乗って東京スカイツリーと東京タワーを見に行きました。
ツアー業者に頼らずに計画から実行までを家族6人で行なったので往復車中泊、現地0泊の日帰り珍道中となりました。
今日は大阪から東京スカイツリーへ旅行に行くことになったいきさつ、そしてなぜ往復バス車中泊、現地0泊の日帰り旅行になったのか、その理由をお話しします。
大阪から東京スカイツリーに旅行に行きたいと考えているあなたの参考になれば幸いです。
大阪から東京スカイツリーへ行きたい!
なぜ私たちが東京スカイツリーに旅行に行くことになったのでしょうか?
これには少し訳があります。
さかのぼる事6ヶ月前、私の実家九州の両親が東京スカイツリー旅行に行きました。
その旅行は九州に住んでいる私の姉との共同企画で、両親への金婚式プレゼントだったんです。
で、姉が「ねぇ、何かサプライズを仕掛けない?!」と言うものだから色々考えました。
「そうだねぇ~!東京スカイツリーへはどうやって行くの?」
「はとバスにするつもりだよ!」
「そうかぁ、じゃあ、はとバスにのったら何故か私と子供たちも乗っていて、一緒に東京スカイツリーに行けちゃうってのはどう?!」
「いいねぇ!それ!」
ということで、両親金婚式サプライズ東京スカイツリー旅行が完成しました。
その時に、子供たちの中で参加できたのは末っ子の三男だけでした。
なぜならば平日だったので、小学校に通っている上の三人のお姉ちゃん、お兄ちゃん達は行くことが出来なかったんです。
当時保育園生だった三男だけがそのサプライズ旅行に参加出来ることになったんです。
姉兄は「お前だけ、ずるいぞ!」ってさんざん文句を言うもんだから、「あなた達も今度東京スカイツリー旅行に連れて行ってあげるから!」と約束をしてやっと納得させました。
その時は、本当に連れて行くつもりではなかったんですが、その後「いつ東京スカイツリーに行くの?」としつこく聞いてくるんです。
そこで家族で話し合って、「秋に行こう!」と決めました。
大阪から東京スカイツリーへバスの日帰りで行くことに決めた理由!
ではなぜ日帰り旅行にしたのか、なぜバス旅行にしたのか、車中2泊、現地0泊にした理由についてお話しします。
答えは簡単、ビンボーだったからです。
もしも経済的に裕福だったらおそらく、飛行機か新幹線で行ったと思います。
でも我が家にはそんな余裕はありませんでした。
我が家の状況ですが、私と妻、当時小5のお姉ちゃん、小3のお兄ちゃん、小1の弟、そして金婚式ツアーに参加した一番したの弟の6人家族です。
妻の実家に居候させてもらっています。
私は日勤と夜勤の交代勤務の仕事をしており、業界自体が年収の少ないところなのでサラリーマン平均年収に届きません。
その分妻が頑張ってパートで働いてくれています。
家の修理も業者に頼むのではなく、ほとんど私が趣味の日曜大工で修理してしまいます。
家は築50年の義父母の持ち家なので自由に改装させてもらっています。
他にも現金収入を得ようと自転車修理をしたり、ネットオークションで家の不用品を売ったりしてなんとか遣り繰りしています。
もう一つ隠れた理由があります。
それは「冒険をさせたい!」です。
「かわいい子には旅をさせよ!」と言いますが、突拍子もないことって後々記憶に残ります。
最近では高校入試、大学入試で小論文が多くなっていますが、ある試験官の方が「文章の上手下手よりもどんなユニークな体験をしたかが重要だ!」とおっしゃっていました。
「小論文に書くべき面白い体験をしている子が少ない!」と感じておられるそうです。
そんなことを聞いていましたのでこれまでも「書くに値する体験」を多く積ませることに気を使って来ました。
それが、今回の企画にも反映されたのは間違いありません。
この2つの理由から「東京スカイツリーバス日帰り旅行車中2泊現地0泊珍道中」なる企画が出来上がったんだと思います。
大阪から東京までの各交通費の比較。
大阪から東京まで具体的には各交通機関で大体このくらいかかります。
当時の記憶と現在の価格を参考に計算したものなので正確な金額ではありません。
大まかなイメージとしてとらえてください。
「早割」「旅割」などの格安チケットを利用した場合の概算です。
自宅から関西空港、伊丹空港、新大阪駅までの交通費は含まれていません。
【 飛行機 】
JAL・ANAの「旅割」「特割」・・・11,000円×6人=66,000円、往復で132,000円。
※飛行機の「旅割」「特割」には子供料金(2才~12才未満)の設定がありません。
格安航空機・・・7,000円×6人=42,000円、往復で84,000円。
※格安航空にも子供料金(2才~12才未満)の設定がありません。
【 新幹線 】
EXこだまファミリー早特・・・大人9,900円×2人=19,800円、子供4,950円×4人=19,800円、合計39,600円、往復で79,200円。
いやはや、交通費が高いですね。
この時点で深夜の高速バスの利用が決定しました。
たまたま当時の復路高速バスチケット予約確認メールが携帯電話に残っていたので、下記に記載します。
【 高速バス 】
青春中央エコドリーム号・・・片道大人2人、子供4人合計22,230円。(ネット割)
東京駅八重洲南口(21:00) ⇒ 大阪駅JR高速バスターミナル(06:37)
往路のデータが残っていないんですが、おそらく復路と同じくらいの料金だったと思います。
往路も同じ料金だとして計算すると往復で22,230円×2=44,460円
他の交通手段に比べて約半額ですね。
ウチの経済状態から考えると選択肢は深夜高速バスしかありませんでした。
さらにこの企画だと現地で宿泊しなくても車中泊で済ませることが出来るのでホテル代も節約することが出来ます。
まとめ
このようにして「大阪から東京スカイツリーへ行くバス日帰りの旅」が決定しました。
理由は単純、ウチがビンボーだったからです。
もう一つ「子供たちに冒険をさせたい!」という理由もありましたね。
この企画が決まってからが大変でした。
なぜなら、この段階ではまだバスのチケットが取れていなかったし、そもそも私が仕事の休みを取らなければなりませんでした。
他にも高速バスを降りてから東京スカイツリーまでどのように移動しなければならないかも調べなければならないし、そのあと何をするのか、朝食、昼食はどうするのか、午後はどう過ごせばよいのかなど、何一つ決まっていません。
これらの情報を集めることをはじめました。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
次の記事ではいよいよ出発です。
下記をご覧になって下さい。
大阪から東京スカイツリー日帰り旅行日程の決め方と高速バス予約体験記2