テレビで「向かいのバズる家族」というドラマがありました。

他にも「バズった~!」なんて言い方をする若者や高校生がいます。

この「バズる!」とか「バズった!」っていう言葉は一体どんな意味なんでしょうか?

本日は最近耳にするこの「バズる」という言葉の意味や他の言い回し、例文などについてお話ししますね。

スポンサーリンク
  

バズるってどんな意味なの?

バズるとはインターネット上の言葉で簡単にザックリと言えば「話題になる!」、「注目を集めている!」といった意味になります。

ツイッターやyoutube、インスタグラムなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用している中でのお話しです。

例えばツイッターに投稿することをツイートと言いますが、そのツイートに対してコメントを返す(返信)することをリツイート(RT)と言います。

このRT(リツイート)が多いと、その話題が多くの人の共感を呼んだということになります。

そしてそのリツイート(RT)に対して、また別の人が返信したりして、どんどん拡散していきます。

バズっている話題は何を見れば分かるのでしょうか?

それは閲覧数や「いいね!」の数などで分かります。

閲覧数や「いいね!」の数が多いとそれだけで「あっ!これが今流行っているんだ!」と人の目に留まりやすくなります。

そして「○○ランキング」などに取り上げられるようになると、そのスピードがドンドン速くなっていきます。

するとテレビなどでも芸能人の会話の中に出てきたりして「向かいのバズる家族」のようにテレビドラマ化されたりします。

そしてその程度が爆発的に大きくなって行ったものを「バズった!」と言っています。

しかし最近ではそれほど爆発的な話題でなく、単に「少し話題になっている」という程度でも使うようになっています。

このようにネット上で「注目を集めていますよ~!」と言うのが「バズっている!」の意味になります。

「バズる」の語源は何?

ではそもそも「バズる」って言葉の語源は何でしょうか?

「バズる」の語源は英語の「BUZZ」から来ています。

蜂や虫たちが「ブンブンいう」、「ブンブン飛び回る」状態を表しています。

英検2級レベルの言葉です。

そこから転じて「忙しく動き回る」、「がやがや言う」、「うわさで盛り上がる」という意味も出てきます。

その他「人をブザーで呼ぶ」、「人にブザーで知らせる」などの意味もあります。

例文で示すとこうなります。

名詞のBUZZ:うわさの意味で

The buzz is that Jim and Mary married last Christmas. : うわさでは、ジムとメアリーは昨年のクリスマスに結婚したそうです。

ビジネスでも使います。

「バズ・セッション」という言葉があります。

こちらは会議や研修会などにおいて、雑談風に語り合い話し合う時間のことです。

参加者が、がやがやと自由に討議することを「バズる」と言っています。

講師は参加者を4~5人程度の小グループに分けて、自由に討議させます。

そしてそこで得られた結論をグループの代表者が発表して、さらに全体としての討議を進めるというものです。

その中の自由討論の部分を「バズ・セッション」と言います。

「バズる」の意味はネット上の用語で、「注目を集めています!」と言う意味である。



スポンサーリンク

バズると炎上はここが違う!

似たような言葉で「炎上」というものがあります。

「炎上」とはどう違うのでしょうか?

ネット上の反応には「いいね!」と共感するような内容ばかりではありませんね。

批判するような意見もたくさん出てきます。

例えば何か事件が発生してテレビのニュースで報道された時に多くのコメントが寄せられますが、その時は初めから犯人を批判する言葉で埋め尽くされています。

一方、初めは「私もそう思います!」と共感のコメントが多かったのに、「それはちょっと違うんじゃないか!」と言う反対意見をキッカケに、一気に反対意見一色に塗りつぶされてしまうこともあります。

このように批判的な意見で埋め尽くされた時には「バズった!」ではなくて「炎上した!」という表現を使います。

つまり「バズる」と「炎上する」の違いは、共感か批判かと言うことになります。

「バズる」は共感の意味、「炎上する」は批判の意味。



バズるを使った例文はこちら!

「バズる」という言葉は具体的には次のように使います。

・女優の○○がバズってるよ! → ○○さんが今ネットで話題になっているよ~!

・この商品バズるかなぁ~? → この商品流行るかなぁ~!(売れるかなぁ~?)

・バズるテーマの見つけ方は何? → 注目を集めるテーマの見つけ方は何?(どんなテーマが注目を集めるかなぁ?)



商売をしている人はその商品が多く人の注目を集められるように日々努力しています。

またネット上にブログを書いている人も、自分の書いた記事が如何に注目を集めるかに心血を注いでいます。

そういう私も「バズる」ことを期待してこの記事を書いたんですよ。

「炎上してしまった!」ら悲しくなりますが、「バズった!」のならそれは嬉しい悲鳴です。

わざと「炎上」させておいて自分のブログに訪問してもらうと言う手法もありますが、危険と隣りあわせなんで私には真似できませんねぇ~!

まとめ

本日は「バズる」とはどういう意味かについてお話ししました。

「バズる」とは良い意味で「今爆発的に注目を集めている!」という意味でしたね。

参考にしてください。

スポンサーリンク