岸和田と言えば港まつりの花火大会が有名ですね。
ところが2018年は急遽開催が中止されました。
本日は2018年に岸和田港まつりの花火大会が中止された理由と2019年以降の見通しについてお話ししますね。
岸和田花火大会2018は開催中止された!
岸和田花火大会は2018年に急遽開催が中止されました。
その主な理由は次の2点です。
・開催場所の交通規制
・市の財政難
【 開催場所の交通規制 】
岸和田花火大会の打ち上げ場所は阪南2区と呼ばれるところで、「ちきりアイランド」の愛称で呼ばれています。
「ちきりアイランド」は、岸和田城の別名である「ちきり城」から命名されました。
ここは、大阪府が進める重要港湾計画の一つです。
ここは平成18から府や市が積極的な企業誘致を進めており、現時点で16社が進出しています。
「岸和田市岸之浦町」という新しい町名が付けられ、平成21年11月1日には「ちきりアイランドまちびらき式典及び記念イベント」を開催しました。
今なお埋め立てを進めており、全体埋立面積約140haのうちまだ半分が埋め立てられたに過ぎません。(平成29年3月末時点)
今後より一層の発展が期待されているところです。
しかし一方で、花火大会当日この地区のメイン道路が午後6~10時まで封鎖され、立地企業の業務に支障が出ております。
このため、企業各社より「花火大会について理解しているが、業務用車両については通行を許可させてもらえないか」と相談を受けておりました。
市側もも花火の打ち上げ時間を短くするなどしたほか、船に車両を乗せて移動させることなどの代替案も提示。
さらに、警察や警備会社とも協議を重ねましたが、折り合いが付きませんでした。
【 市の財政難 】
二つ目の理由として市の財政難です。
花火大会の経費約2300万円のうち、助成金として約1800万円を市が負担していることが上げられます。
この費用が市の財政を圧迫しているとの批判が相次いで出されました。
これらの状況から継続は困難と判断されたんです。
岸和田花火大会2019年以降はどうなる?
2019年以降はどなるのでしょうか?
2018年は中止になりましたが、2019年以降は何らかの形で花火大会が復活するようです。
これはまだあくまでも噂の段階ではありますが、官民一体となったイベントが開催できないかと協議中とのことです。
岸和田花火大会の魅力は?
ここでこれまでの岸和田花火大会の魅力について振り返ってみたいと思います。
岸和田花火大会は昭和28年から続く岸和田港まつりのメインイベントです。
毎年7月末に開催され約1500発の花火が打ち上げられます。
泉州を代表する花火大会の一つで毎年3万人が詰め掛けています。
その魅力はなんといっても地元感です。
規模だけで見れば、淀川花火大会などに遠く及びませんが海上で打ち上げられる為に遠くからも良く見えます。
写真愛好家の間では「写真撮るなら天神祭よりも岸和田が綺麗!」と言われています。
と言うのも天神祭で打ち上げられる最大の花火が岸和田花火の最少の大きさと同じ高さだからです。
天神祭の方は人が多すぎてカメラの三脚を立てることも出来ないくらい混雑しますしね。
「祭りを見るなら天神、花火を見るなら岸和田!」ってことです。
まとめ
本日は岸和田港まつり花火大会についてお話ししました。
2018年は中止でしたが2019年の復活が期待されます。
また新しい情報が入りましたらお知らせします。