お子さまのご卒業おめでとうございます。
金管バンドも卒団式を迎えますね。
本日は卒団式で子どもたちに贈るとっておきの言葉を紹介しますね。
あなたの参考になれば幸いです。
小学生金管バンドの卒団式で子どもたちに贈る言葉はこれ!
小学生の中学年から高学年の時期は思春期前のとても大切な期間です。
この期間を音楽と共に過ごすことが出来たと言うのはとても幸運なことです。
この経験がお子さまのこれからの人生に大きな影響を与えることは間違いありません。
そんな子どもたちに贈る言葉には次の1文を必ず入れてあげてください。
「あなたが生まれてきてくれて本当に良かった!なぜならば・・・だから!」
この定型文を使い、「・・・」の部分にはあなたの好きな言葉を入れてくださいね。
この言葉は何度も何度も子どもたちに言って聞かせてあげるのが良いです。
なぜなら子どもの心が安定するからです。
思春期は反抗期とも言われますが、「反抗」しているのではありません。
実は「親に教えられて来たことが本当なのかを確認している」んです。
親子の関係が良ければ「やっぱりお父さんお母さんが言ってた通りだ!」と納得出来ます。
ところが親子関係が薄いと「なんだ!親が言ってること、ウソじゃないか!」となってしまいます。
そうならないためには親子の心情関係を良好なものにしておくことです。
その手助けの1つが、この言葉なんです。
「あなたが生まれてきてくれて本当に良かった!なぜならば・・・だから!」
この言葉はバリデーション・サークルを応用したものです。
バリデーション・サークルとは何か?
バリデーション・サークルとは何かご存知ですか?
日本語では「承認の輪」と言います。
これはもともと誕生日などの記念日に行うゲームなんです。
ゲームだから何を言っても良いんですが、なぜか良いことしか出てこない不思議なゲームなんですよ。
誕生日に行うバリデーション・サークルのやり方はこうです。
【 バリデーション・サークルのやり方 】
①誕生日を迎えた人に対して「あなたが生まれてきてくれて本当に良かった!なぜならば・・・だからです!」と言う
②全員で拍手する
やり方以上です!
ねっ、簡単でしょ!
これを参加者全員で行います。
家族で行う時は、親だけでなく兄弟がいれば兄弟にも言わせます。
おじいちゃんおばあちゃんもいらしっしゃったら、ぜひおじいちゃんおばあちゃんにも発表してもらいましょう。
つまり誕生日を迎えた子は家族全員から「あなたが生まれてきてくれて本当に良かった!なぜならば・・・」と言われるんです。
ウチの子どもたちも日頃はケンカばかりしているのに、誕生日の日にはちゃんと発言してくれます。
そして兄弟は大人の気付かない事を発表してくれるんです。
これが素晴らしいですね!
「ケンカするほど仲が良い!」とはこの事かと納得出来ます。
バリデーション・サークルを金管バンドの卒団式に応用する時の注意点はこれ!
バリデーション・サークルを金管バンドの卒団式に応用する時には注意点が1つあります。
それは人数の問題です。
誕生日に行うバリデーション・サークルはお祝いされる側が一人か二人です。
ところが金管バンドの場合、大所帯になるとお祝いされる人の数が多くなります。
金管バンドの卒業生が3人までならば、誕生日と同じ方法でも大丈夫です。
しかし、それ以上の人数になると変に間延びしてしまい飽きてしまいます。
せっかくのセレモニーがだらけてしまいます。
そこで卒団生の人数が多い場合は少し工夫が必要です。
【 多人数のバリデーション・サークルのやり方 】
人数が多い場合は、形を大きく変えて行います。
コーチや監督などの「卒団生を贈る言葉」の中にそれとなくあの文言を滑り込ませましょう。
「・・・
○○さんが生まれてきてくれて本当に良かった!なぜならば・・・だから!
△△さんが生まれてきてくれて本当に良かった!なぜならば・・・だから!
▽▽さんが生まれてきてくれて本当に良かった!なぜならば・・・だから!
・・・」
このように、卒団生へのはなむけの言葉の中にそれとなく練り込むのが良いです。
「あなたが生まれてきてくれて本当に良かった!」なんて言われるのは初めての子がほとんどです。
これを一人一人に語りかけるように話してあげることで、子どもたち一人一人の心に届きます。
そして周りでそれを見ているお父さんお母さんにも深い感動を与えます。
まとめ
本日は金管バンドの卒団式で子どもたちへの贈る言葉についてお話ししました。
「あなたが生まれてきてくれて本当に良かった!なぜならば・・・だから!」
この言葉は何度でも子どもたちに伝えていきたいですね。
あなたの参考になれば幸いです。