昨日自宅で年賀状の印刷をしていました。

そしたら用紙が何度も詰まってしまいました。

でもなんとか印刷を続行することが出来たんですよ。

本日は年賀状の印刷をしている時にプリンターが詰まってしまったときの原因と修理方法についてお話ししますね。

あなたの参考になれば幸いです。

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年賀状の用紙が詰まる!

年賀状の印刷に追われていますね。

ところが肝心な時にプリンターが詰まってしまうことってよくあります。

そんな時は修理に出す前に次の事を試してみてください。

うまく行くかも知れませんよ。

私は以前プリンターの修理をしたことがあるので、素人でも出来る簡単な修理方法についてお話ししますね。

ウチのプリンターはエプソンのPM-D600です。

他のプリンターにも応用出来る所があれば良いですね。

【 紙詰まりの症状について 】

ウチのプリンターの紙詰まりの症状は次のようなものでした。

・用紙を引き込んですぐに止まる

・「排紙」ボタンを押すと用紙が出て来る

・次の用紙は普通に印刷できる時もあれば連続して止まることもあった

・用紙はゆがんでいない

今回は年賀状を61枚印刷しました。

年賀状は50枚単位で売っているものを2冊購入しました。

50枚の方は用紙の詰まりはありませんでした。

詰まったのは2冊目から11枚を抜き取って印刷している時でした。

袋から取り出してすぐに印刷したので用紙のゆがみではなさそうでした。

【 電源は切らない 】

年賀状の用紙が詰まるとプリンターが異常を検知して機械を自動的に停止させてしまいます。

そんな時に「プリンタの電源をオフにし、詰まった用紙を手で取り除いてください。」との表示が出ますが、電源を落とす必要はありません。

そのウインドウの右に下に「排紙」というボタンがあるのでこれを押してください。

すると詰まった紙が出てくると同時に次の新しい紙を引き込んで印刷を開始します。

これで普通に印刷できることがあります。

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プリンターの紙詰まりの原因はこれ!

用紙が詰まると言っても色々な症状があります。

用紙がグチャグチャになって完全に詰まってしまうものから、軽い症状のものまでです。

「排紙」ボタンを押して用紙が出てくるときには、ごく軽い症状の場合です。

ウチの今回の不具合も軽い症状のようです。

こんな時は掃除によって改善することが多いです。

【 ホコリを吹き飛ばす 】

まずはホコリを吹き飛ばすことです。

プリンターの給紙の上からと排紙のところ、そして本体のフタを開けたところの3ヶ所に「ふーっ!」と息を勢いよく吹きかけてください。

これで直ることがあります。

ウチの場合も息を勢いよく吹きかけることで排紙した用紙を印刷することが出来ましたよ。

印刷を再開する時にはパソコン側で「印刷再開」ボタンを押すかプリンターの「スタート」ボタンを押してください。

エアダスターというのをご存知ですか?

パソコンやプリンターの修理業者さんが必ず持っているアイテムの一つです。

空気を強い力で送り込むスプレー缶のことです。

パソコンなどの精密機器はホコリに弱いんです。

ということはホコリを取り除くだけで正常に動き始めることもあるということです。

他にもカメラのレンズのホコリを吹き飛ばすのに使うエアブロアーというものもあります。

こちらは大型の100円均一ショップにも売っています。

エアブロアーの画像はこちら

プリンターも長年使っているとホコリが溜まって誤作動を起こすことがあります。

なんか調子悪いなと思ったらスプレーやブロアーでホコリを吹き飛ばしてみてください。

急に動きの良くなることがあります。

ウチの場合はスプレーやブロアーを使うまでもなく、息を「ブー!」吹きかけるだけで直りましたよ。

プリンターの紙詰まりの修理方法はこれ!

それでも直らないときにはローラーの掃除をしてみてください。

【 ローラーの掃除 】

プリンターのローラーにホコリが付着するとエラーの出ることがあります。

ローラーはゴムで出来ているものやプラスティック製のものがあります。

ここにゴミが付くとブロアーでは取れないのが多いです。

そんな時は水で湿らせた綿棒を使います。

綿棒でローラーを拭いてやるんです。

プリンターのフタを持ち上げて見える範囲のところのローラーを綿棒で拭きます。

予想以上にホコリの付いていることがあります。

ローラーに細かいホコリが付くとローラーが空回りしてしまいます。

そうすると用紙をうまく引き込めなくなりエラーが出てしまうんです。

【 プリンタークリーニングシート 】

プリンターのクリーニングシートというものがあります。

これまで説明してきた作業を1枚のシートがやってくれるという優れものです。

値段もそれほど高くないので一度試してみてはいかがでしょうか?

プリンターを日常的によく使う人は必ず持っているんですよ。

音楽CDを長く聞いていると「音飛び」が起こるのもCDプレーヤーのレンズのホコリが原因でしたね。

昔のビデオテープ(VHS)の画質が落ちたときもクリーニングテープでヘッドのノイズを取り除くとキレイな画像に戻りましたよね。

それと同じです。

プリンターのローラーを綺麗にするクリーニングシートがメーカー各社から発売されています。

プリンターのローラーにゴミが付着していると用紙をうまく引き込めません。

空回りしてしまうからなんです。

そするとプリンターは給紙が正常に出来ないと判断し、「紙詰まり」のエラー信号を出すんです。

クリーニングシートでローラーを拭いてやるとローラーの空回りがなくなって用紙を確実に捕まえるのでエラー信号が出なくなるという訳です。

【 それでも直らない時は? 】

ローラーの汚れを取り除いてもうまく行かない時にはもう私たちの技術ではどうにもなりませんから潔く修理に出しましょう。

症状ややってみたことを販売店に伝えると良いですよ。

修理に出すとどんな小さなことでも8,000円はかかりますから、買い替えも視野に入れてくださいね。

あとはダメもとで分解してみるのも良いです。

私も保証が受けられない電化製品はよく分解していますが、分解して組み立てるだけでなぜか直ってしまうことって多いんです。

分解の途中で何らかの不具合が解消されてしまうようです。

私もなぜ直ったのか分らないなんてことがたくさんあります。

分解する時は必ず写真を撮りながら分解してください。

なぜなら必ず組み立て方が分らなくなって立ち往生するからです。

写真を撮っておくとそんなときに役に立ちますよ。

まとめ

本日は年賀状の印刷中に用紙が何度も詰まってしまう症状の修理方法についてお話しして来ました。

息を吹きかけるだけで改善することもあるんでしたね。

綿棒を使ってローラーを拭いてみてください。

クリーニングシートも使いやすいです。

それでもダメなら修理に出すかダメもとで分解修理でしたね。

あなたの参考にしてください。

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