もうすぐバレンタインデーですね!

あなたの職場はどんな感じですか?

大袋に入ったチョコレートが休憩所の机の上にデンと置かれる?

それとも個別に手渡される?

ところでバレンタインのビジネスマナーってご存知ですか?

「えーっ!バレンタインにビジネスマナーなんてあるの?」

そうなんです。

あまり知られていませんが、バレンタインにもビジネスマナーが存在します。

本日はバレンタインデーのチョコのやり取りに関するビジネスマナーについてお話ししますね。

これであなたもバレンタインマスターだ!

あなたの参考になれば幸いです。

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職場のバレンタインにもビジネスマナーがある!

バレンタインデーが近づくと百貨店などで世界のチョコレートが紹介されます。

もちろんバレンタインデーで贈るチョコの為にです。

普段は滅多にお目にかかることのない高級感あふれるチョコも販売され、今や2月の年中行事のような位置付けですね。

昨年のバレンタインデーにはウチの職場でも休憩室のお土産物置き場にデンと大きな箱が置かれて、大小様々なチョコが入っていました。

男性社員はお昼ご飯やコーヒータイムにちょっとつまんで食べていました。

甘党が多いのか翌日にはきれいサッパリなくなっていましたよ。

このウチの職場のバレンタインデーのチョコはビジネスマナーに適合したやり方だったのでしょうか?

会社内や取引先との間におけるやり取りには全てマナーが伴います。

マナーを守らなければならない理由はなんでしょうか?

それは「ビジネスを円滑に進めるため」です。

これがビジネスマナーの根幹をなします。

バレンタインデーもこの基本を押さえて行動しなければなりません。

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職場のバレンタインのマナーはこれ!ビジネスにおける意義とは?

では具体的に見ていきましょう。

【 恋愛感情を持ち込まない 】

バレンタインデーと言えば意中の人に告白する日ですね。

なので恋愛感情を込めるのが当たり前と感じてしまいますが、ビジネスの世界においてはこれはご法度です!

絶対にしてはなりません。

なぜならば、仕事でバレンタインのチョコを贈るのは恋愛感情からではなく、コミュニケーションツールの1つだからです。

取引先に送る年賀状で愛を告白したりしませんよね。

帰省のお土産を社内で配る時に愛を語りますか?

ほとんどの方は「愛」ではなくて「感謝の気持ち」を込めますよね。

それと全く同じなんです。

ここ大事です。

ビジネスにおけるバレンタインデーの意義は年賀状や帰省土産と同様に感謝の気持ちを表すことです。

ただ元々の意味が「愛を告白する日」なもんで、ゴッチャになってしまったんですね。

最近では社内でのバレンタインチョコのやり取りを禁止する会社が増えています。

これはビジネスの世界に恋愛感情を持ち込んでビジネスが円滑に行くどころか、トラブルの方が大きくなっているからです。

既に社内でのバレンタインチョコ、義理チョコのやり取りを禁止している職場では会社の指示に従うのが鉄則です。

まだそのような禁止令が出ていなかったとしても、何らかのトラブルが起これば禁止される可能性が高いです。

社内での義理チョコのやり取りを不快に感じている社員も多いので、気を付けて下さいね。

【 平等に扱う 】

人によって対応がマチマチになるとトラブルの元になります。

バレンタインのチョコを贈るのであれば、みんな平等に贈るのが大切です。

「なんで嫌いな上司にも同じようにチョコを贈らなければならないの?あの上司に感謝の気持ちなんて起きません!」

おおっ!良い質問ですねぇ~!

これこそ、ビジネスに恋愛感情を持ち込んでいる最たるものです。

ビジネスマナーの要諦は「ビジネスを円滑に進めるため」でしたね。

もしも「この人にはチョコを贈りたいけど、この人には贈りたくない!」と言う感情があるのならば、もはやビジネス上のやり取りとは言えません。

そんな時はチョコ贈らない方が良いです。

どうしても一部の人にだけ贈りたいのなら、仕事と切り離してプライベートでするべきことです。

その場合は絶対に職場内でチョコを渡してはしてはいけません。

会社を退勤してからどこか他の場所でするべきです。

【 見返りを求めない 】

バレンタインデーを嫌がる人の多くが「お返し」です。

もらえるだけなら男性も女性もそれほど嫌がる人はいません。

ところが男性も女性も「これってお返しをしなきゃならないの?」と思うと途端に冷めてしまいます。

ビジネスにおけるバレンタインデーの意義は「ビジネスを円滑に進める為の手段」ですから決して見返りを求めてはいけません。

一方通行しかありません。

保険の営業の方でバレンタインチョコに「お返し禁止」とだけメッセージを書いて贈っている人がいます。

バレンタインデーをビジネスとして上手に活用している好例です。

彼女は「お返し不要」と宣言することで男性に安心感を与えることに成功しています。

この姿勢がとても大切です。

【 女性だけのイベントではない 】

バレンタインデーは女性がやるべきものと思っていませんか?

違います。

男もやってください。

「美味しそうなチョコがあったから買ってきた~!」とプレゼントしてください。

日頃の感謝の気持ちを表すのに男性女性の区別はありません。

むしろ男性こそもっと女性に感謝しろよ!

女性だけが男性に贈り物をする日なんて世界中で日本だけですよ。

以上、会社内や取引先でバレンタインデーのチョコを贈る時に気をつけるべき4つのポイントでした。

分かりましたか?

「え~っ!それじゃあ、なんだかバレンタインじゃないみたいで、嫌だな~!」

だから~、職場でのバレンタインデーはビジネスなんだってば!

職場のバレンタインはルールやマナーを守って楽しく!美味しく!

ここまで読んできたあなたなら最初に紹介したウチの職場のバレンタインデーの光景がビジネスマナーに適(かな)っているのをお分かりですね。

実はウチの職場も5年前まではグチャグチャだったんですよ。

女性社員が辞めざるを得ない状況でした。

そして一度は職場内でのチョコのやり取りを禁止しました。

どころがルールを決めることで復活させることに成功したんです。

そのルールとはこれです。

・バレンタインのチョコはお土産と同等の扱いとする

ウチの営業所には「お土産ルール」と言う暗黙のルールが存在しました。

①お土産は自主性に任せる

②食べるのも自主性に任せる

③見返りは求めない

なので社員が帰省したり旅行に行ったりしてもお土産を買う買わないは本人の自由意志に任されています。

そして置く場所は休憩室のテーブルの上と決まっています。

さらに食べるのも自由です。

食べたい人は早く取るべし。

「食べたかったのに行ったらもうなかった~!」と文句を言うのもダメ。

そして「前回私がお土産買ってきたからお前も買って来いよ!」と圧力をかけるのもダメ。

てな感じです。

これをバレンタインデーチョコにも適用したんです。

そのお陰で、女性社員の負担が軽くなりました。

その気になればチョコを買ってくるし、そんな気分でないならチョコは買ってきてくれません。

でも誰も文句を言いませんよ!

「あ~チョコ食いてぇ~!」と叫んでいる社員はいますが。

まとめ

本日はバレンタインデーのチョコのやり取りに関するビジネスマナーについてお話ししました。

ポイントは恋愛感情を切り離すことでしたね!

これであなたもビジネスバレンタインマスターだ!

あなたの職場の参考になれば幸いです。

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