もうすぐクリスマスですね。

子供会のクリスマスイベントではどんなゲームをしますか?

本日は涙腺の緩んでしまうちょっとホッコリするゲームを一つ紹介します。

子供会のクリスマス会のゲームに悩んだら参考にしてくださいね。

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子供会のクリスマス会ゲームで大人気なのはこれ!涙腺が緩みます!

子供会のクリスマスイベントと言えばプレゼント交換やビンゴゲームですね。

他にもネットで探せば楽しいゲームがたくさん出て来ます。

ところで涙の出るゲームって知っていますか?

悲しくて涙が出るのではなくて感動の涙が出るんです。

本日はそんな「もしかしたら涙が出るかも知れないゲーム」を一つ紹介しますよ。

そのゲームとは「バリデーション・サークル」と言います。

日本語に訳すと「承認の輪(しょうにんのわ)」です。

ご存知ですか?

これは子供会の室内イベントとして大人気なんです。

新入生歓迎会やお別れ会のみならず、毎月の誕生会にも継続して取り入れて欲しいものです。

ハロウィンや通常のお楽しみ会でも出来ます。

対象は誰でも構いません。

小学校低学年、幼稚園児、幼児でも出来ます。

少人数でも出来ます。

逆にあまり大人数になるとちょっと工夫が必要です。

景品は必要ありません。

景品以上の価値があります。

使う道具は「言葉」と「長所を見る目」だけなんです。

子供会のみならず会社の忘年会でも介護施設の誕生会でも使えるんですよ。

それでは、実際にあった子供会のクリスマスイベントで行なわれたバリデーション・サークルを見て行きましょう。

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バリデーション・サークルのやり方はこれ!

ここは大都市郊外にある子供会のクリスマスイベント会場です。

司会は6年生の愛理(あいり:仮名)さんが務めています。

愛理さんのお家では家族の誕生日に毎回バリデーション・サークルをやっているので慣れています。

それを初めて子供会のクリスマスイベントとしてやろうとしているところです。

愛理さんは司会が初めてなので上手く出来るか少し緊張しています。

司会の愛理さんが皆さんに呼びかけましたよ。

いよいよ始まります!

##

それではみなさん、これから「バリデーション・サークル」というゲームを行ないます。

「バリデーション・サークル」知っている人いますか?

はい、誰もいませんね~!

そりゃそうだ!

ではやり方を説明します。

このゲームではまず1人の人に前に立ってもらいます。

今日はウチの弟に前に立ってもらいます。

拓哉(たくや:仮名)前に出てきて!

( 拓哉君が前に出る! )

この前に立った人に対してこう言います。

「拓哉君が生まれてきてくれて本当に良かった!なぜならばホニャララだからです!以上です!」

そうしたら周りのみんなは拍手をします。

そして次の人がまた同じように言います。

「拓哉君が生まれてきてくれて本当に良かった!なぜならばホニャララだからです!以上です!」

そうしたらまたみんなで拍手します。

これを全員で発表したら終わりです。

分かりましたか?

ではさっそく始めます。

本日は前に立ってもらう人が2人います。

5年生の健太(けんた:仮名)君と1年生の日和(ひより:仮名)ちゃんです。

最初に健太君前に出てきてください。

健太君は12月15日なんと今日が誕生日なんです。

それではみんなで発表していきます。

最初に発表してくれるのは4年生の曹真(そうま:仮名)君です。

曹真君、どうぞ!

曹真:「え~っと、健太兄ちゃんが生まれてきてくれて本当に良かった!なぜならばよく一緒に遊んでくれるからです。学校でも声を掛けてくれます!」

以上ですか?

最後に「以上です!」って言ってくださいね。

曹真:「以上です!」

・・・拍手喝采・・・

次は1年生の桃香(ももか:仮名)ちゃん、お願いします。

桃香:「はい、健太兄ちゃんが生まれてきてくれて本当に良かった。なぜならば優しいからです。以上です!」

・・・拍手喝采・・・

( 中略:順番に1人ずつ発表していきます )

では最後になりました。

最後は健太君のお母さんにお願いします。

健太君のお母さん:「健太が生まれてきてくれて本当によかった!なぜならばいつも家の事を手伝ってくれるからです。買い物にも時々行ってくれます。そして弟とも良く遊んでくれるのでとても助かっています。以上です。」

・・・拍手喝采・・・

ありがとうございます。

次は日和ちゃんのバリデーション・サークルを行ないます。

日和ちゃん、前に出てきてください。

それでは始めます・・・

バリデーション・サークルの注意点はこれ!

いかかですか?

意外と簡単ですよね。

「ホニャララ」の部分に言葉を入れていけば良いんですから!

簡単だけれどもちょっと難しさもあるんです。

それは「どんな事を言ったら良いのか分からない!」というものです。

これは初めてバリデーション・サークルを行う時に良くある現象です。

なので注意点としては、初めに慣れている人に発言してもらうことと、いきなり凄いことを言わないことです。

先ほどの例で言えば実はトップバッターを務めた曹真君と桃香ちゃんには事前に練習してもらいました。

初めの2人が難しすぎないほのぼのとした発表をしてくれると後は連鎖反応でポンポン出てきます。

最後にお母さんに発表してもらったのは最後の人は〆(しめ)の役割だからです。

最後の人の一言で雰囲気がグッと引き締まります。

お母さんにも事前に言うことを考えてもらっていました。

中には子供たちの発表で既にお母さんの涙腺がユルユルになってしまい、上手く発表できないこともあるんですよ。

あとは慣れの問題になります。

我が家では家族の誕生日に毎回バリデーション・サークルを行なっていますが、やはり最初はぎこちない感じでした。

なかなか言葉が出てきませんでした。

だから言葉を思いついた人から順番に手を上げてもらって発表してもらいました。

しかしこの方法ではなかなか手を上げてくれないんですよね。

なので仕方なく「あなたは何かない?」と指名しました。

ところが回を重ねるごとにだんだん上手になっていくんです。

いまは慣れ過ぎておふざけが入ります。

「お父さんが生まれてきてくれて本当に良かった!なぜならばハゲで部屋の中が明るくて電気の節約になるからです!以上です!」なんてことを言い出すんですよ。

クソッ!おぼえていやがれ!

バリデーション・サークルのその後!

ウチの息子が言いました。

息子:「こんどいつアレやるの?」

アレって何よ?

息子:「何とかサークル!」

ああ、バリデーション・サークルのことね!

次の誕生会でやろうか!

結構楽しかったようでまたやりたいと言って来ます。

バリデーション・サークルを始めて家の中が明るくなったように感じます。

親の方も子供たちの良い面を見るようになりました。

なぜならばそうしないと「あなたが生まれてきてくれて本当に良かった!なぜならば、えーっと、特に何もありません!」となってしまうからです。

子ども達には欠点もありますが、それ以上に、その何倍もの長所を持っています。

それに気付かせてくれるのがバリデーション・サークルです。

バリデーション・サークルは「人の長所を見よ!」と教えてくれているのが分かります。

親は子供たちの良い面を見ているつもりでも実は欠点にばかり目が行くんです。

「ウチの子はまったくもう!」と頭に来ることばかり!

でもちょっと待ってくださいよ。

「欠点以上に良い面がこんなにたくさんあるんですよ~!」と気付かせてくれるのがバリデーション・サークルです。

子供の長所を言葉にするのはなかなか難しいです。

しかしこの子供の良い面を言葉にして認識する作業と言うのがとても重要なんです。

それは親の心の中に子どもの長所が定着するからです。

欠点を発言すれば欠点が心に定着し、長所を言葉にすれば長所が心に定着するということです。

そしてそれを子供に伝えることも重要です。

「みんなが自分を認めてくれている!」「親は自分のこんな面が嬉しいんだ!」と言う実感を持って成長出来た子どもがどのような大人になるかは想像に難くないですよね。

まとめ

本日は子供会のクリスマス会におすすめのゲームを一つ紹介しました。

バリデーション・サークル、承認の輪でしたね。

クリスマス会を皮切りに子供会の定例行事にしてください。

そして各家庭でもお誕生日のお祝いに「あなたが生まれてきてくれて本当に良かった!なぜならば~」を繰り返し繰り返し話してあげてくださいね。

これはゲームなんです。

何を言っても大丈夫です。

だってゲームですから!

でもとっても嬉しいゲームなんですよ。

あなたの参考になれば幸いです。

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