「サンタさんって親なの?」
と、子どもに聞かれたらあなたは何と答えますか?
こんにちは。
クリスマスの季節が近づいてきました。
私もとても悩みました。
必ずやってくるその時のために、答えを準備しておいてくださいね。
備えあれば憂いなしです。
夫婦でよく話し合ってその時を待てば大丈夫です。
本日は我が家で起こった「サンタさんって親なの?」と聞かれた時のお話しです。
まもなく「サンタさんって親なの?」って聞かれるあなたの参考になれば幸いです。
まずは経験豊富なサンタさんに電話して直接聞いてみることにしました。
サンタの正体は親なの?と子どもに聞かれたらどうする?
ルルルルル・・・(電話の音)
私:
「サンタさんこんにちは。 実は聞きたいことがあるんです。
じつはカクカクシカジカなんですよ~!!!!」
サンタ:
「ほ~う、そうか!それはそれは、楽しみなことじゃな。」
私:
「そんな悠長なこと言っている場合じゃないですよ!
何と答えたらいいかわからないんですよ!」
サンタ:
「そうか~、そうか~、それは良かった。」
私:
「良くないですよ、全然よくない!」
サンタ:
「子どもがそういう質問をするときは、心の中に答えを持っている時なんじゃ。
おそらく少しおませな友達にでも言われたんじゃろ。
その子は小さいながらも一生懸命に考えて一つの答えを出したんじゃな。
それを確かめるためにそんな質問をして来るんじゃ。」
私:
「へぇー、そうなんですか?」
サンタ:
「そうじゃ、『サンタクローズは絶対にいる!』と確信したい子どもや、
『へぇー、そうなんだ!』と受け入れようとする子ども、
いろんな子どもがおるなあ。
それを確認するために親に質問して来るんじゃ。」
私:
「なるほど~!、で、何と答えればいいんですか?」
サンタ:
「『あなたはどう思うの?』と聞けばいいのじゃ。」
私:
「えっ、それだけ?」
サンタ:
「これだけじゃよ! これで十分なんじゃ!
子どもは子どもなりにいろいろ考えておるから聞いてあげるだけで十分なんじゃぞ。」
私:
「なるほど、じゃあ親は子どもの話をじっときいてあげればいいってことですか?」
サンタ:
「その通りじゃ。クリスマスは子どもの成長を身近に感じることの出来る行事の一つじゃ。
その日その時は突然やって来るからなあ、楽しみにして待っておるんじゃぞ。」
サンタの正体を知るのはいつ頃?
私:
「サンタさん。もう一つ質問していい?」
サンタ:
「なんじゃ?」
私:
「ウチの子は小学校三年生なんだけど、みんないつごろサンタさんの正体を知るの?」
サンタ:
「そうじゃな~、それはそれぞれ違うな~。
おませな子が友達にいるとその子が教えてくれるしな。
遅い子になると、高校生になってから知る子もおるぞ。」
私:
「へぇ~、そうなんですか!ずいぶん差があるんですね!」
サンタ:
「早い遅いは全く気にせんでええぞ。その子の成長次第じゃからな。
大切なことは、その子の成長に合わせることじゃ!
その子が知りたいと思った時に教えてあげるのが一番じゃ。」
私:
「ふ~ん、でも高校生にもなって知らないと友達に馬鹿にされない?」
サンタ:
「心配なら親から質問してあげたらどうじゃ?」
私:
「なるほど。」
サンタの正体はこのようにしてばらす、我が家の場合。
その日その時はある日突然やってきます。
ウチの「その時」は、つい先日やってきました。
そのときの様子をお話しします。
一人でお風呂に入っていると、小学三年生の息子がドアを開けるやいなや
「お父さーん、サンタクロースってお父さんなの?」って聞いてきました。
私は「来たーっ!」って思いました。
そしてサンタさんに教えてもらった通りに「なんでそう思うの?」と聞いてみました。
息子は「だって友達が言ってたよ。それにお兄ちゃんに聞いたら『お父さんはクリスマスの日に寝るのが遅い』って言ってたから。」
私は「なるほど~」と思い、さらに聞いてみました。
「で、あんたはどう思うの?」
すると息子は「だからお父さんじゃないの?!」って怒るんです。
「あれ?サンタさんは子どもが答えを持っているって言ってたのに違う展開だなあ?」と思いました。
仕方がないので「お父さんだよ。でもなんでプレゼントをくれるんだと思う?」と
サンタさんに教えてもらった感動話に持って行こうとたくらむと、
「あっ、そう!」とだけ言い残してドアをバタン!
感動の「か」の字もありませんねぇ~。
しばらくして戻ってきた息子は「お父さん~、クリスマスにマリオカート買って~!」だって!
「残念でした~、サンタさんの正体を知った子のところには、もうプレゼント来ないよ~!」
まとめ
「サンタの正体はお父さんなの?」と子どもに聞かれたら、
「あなたはどう思うの?」と聞き返してみてください。
思い描いたシナリオ通りに進まなくても大丈夫!
子どもの成長を実感することができますよ!
あなたの家にもすてきなサンタさんが来てくれますように。
最後まで読んでくださりありがとうございます。